作者別: Kenichi Sasaki

第11回南総再生歯科医療研究会でKYT(危険予知トレーニング)実施しました!

医療安全は医院経営の根幹です!ぜひ明日からKYTの実践を!

KYT

KYTとは危険予知トレーニングの略称です。

医療安全のキーワードとして5Sと同じように基本中の基本です。医院経営は医療安全の上に成り立っています。皆さんも是非参加して医療安全体質強化の歯科医院作りを一緒にしませんか?

Coronectomy:コロネクトミー

Coronectomyは下歯槽神経麻痺を防止する有効な智歯(親知らず)の外科的対処法となり得る方法です。また、年齢的な考慮も必要ですが、2回法抜歯も有効な方法となります。

高齢者と顎顔面外傷

高齢者の転倒による顎顔面骨骨折が増加
日本は超高齢化社会に突入し、高齢者の事故などが増加し問題化しています。特に顎顔面骨骨折が転倒事故により増加しているという報告が多数発表されています。高齢者は身体的反射低下により顔面を強打しやすく、バリアフリー化など多くの対策が必要です。周囲の人たちの見守りも大事で、その輪を広げ社会的な取り組みが重要です。まずは自分の周りから

下顎智歯(親知らず)抜歯と下歯槽神経麻痺(障害)および舌神経麻痺(障害)

下顎骨内には下顎管という管があり内部を下歯槽神経と動脈、静脈が走行しています。近年は、食生活の影響のためか顎の発達が悪くレントゲン写真で智歯根尖(根端)が下顎管に近接している方をよく見かけます。このような場合の抜歯に当たっては必ずCT撮影を推奨します。3次元的に歯根と下顎管の位置関係を抜歯前に把握しておく必要があります。さらに、下顎骨の内側には親知らずの位置から約2-3mm の近い距離を舌神経が走行しているので盲目的抜歯操作により舌神経を損傷しないように注意が必要です。下歯槽神経損傷防止策として近年では、世界的にCoronectomy(コロネクトミー:歯冠摘出術)や2回法抜歯などが徐々に普及しつつありますが、日本では保険適用ではありません。困難な抜歯の場合は、口腔外科専門医へ紹介されることをお勧めします。主治医とよく相談してください。さらに詳しくお知りになりたいかたは、医歯薬出版株式会社から「カラーグラフィックス 下歯槽神経麻痺・舌神経麻痺」がありますのでご一読ください。